私の尊敬するシェフ その1


私物の書籍より

私たちのような料理人であれば、目標とするシェフや憧れのシェフがいると思います。私の場合は3人おりまして、そのうちの一人がイギリスのシェフ、ジェイミー オリバー氏です。16歳のときに学校を退学、一念発起して料理人になるべく専門学校に進みます。その後フランスにて修行を積み、ロンドンに戻って幾つかのレストランにて料理長を務めます。BBC放送にて彼の活躍を紹介する番組「Nacked  Chef」(裸のシェフ)が放送されて一躍脚光を浴びました。
簡単ですが、ジェイミー オリバーシェフの経歴です。私が初めてDVDにて彼を見たときに驚いたのは、こんなに楽しそうに料理を作るシェフを未だかつて見た事が無いということでした。今まで雑誌やTV等で拝見したグランシェフは皆むつかしい顔をしていらっしゃいました。もちろん、有名店やグランメゾンのシェフとあらばその方が威厳があってカッコイイ・・しかし、そんな事は抜きにして「美味しいものが出来そうだ!」という料理人の魂の昂りがダイレクトに伝わって来るシェフなのです。写真は、彼の営む菜園と四季折々の食材を使った野外料理を多数紹介した一冊で、ワイルドでストレートな料理が並びます。イギリス料理ではなく、フランスでもなく、ジェイミーの料理というジャンルを確立しているのです。

以前見たDVDに、彼が憧れのイタリアに武者修行に行くというのがありましたが、仮にもイギリスで知らぬ者なきシェフが自信満々でイタリア人に振る舞った料理はことごとく不評!酷評の嵐の洗礼を受けてしまいます。それでもめげずにイタリアのお国柄を学ぼうとする姿勢はまさに脱帽もの。旅の途中に出会ったイタリアの学校給食のクオリティの高さに衝撃を受けたジェイミーは、帰国してすぐにイギリスの国公立学校給食の改革に着手し、大英帝国勲章を授与されることになりました。

美味しい料理を作ることが生き甲斐で、料理は世界を変えると信じて疑わないシェフ。偉大なシェフは皆様、近寄りがたい神がかったものを醸し出していますが、彼はどこまでも人間的。彼のレストランは楽しい雰囲気に満ちているんだろうな、と思わせてくれます。

私も世界に貢献!とまではいきませんが、せっかく大切なお時間を割いて来て頂くのですから、「美味しかった」だけでなく「良い時間を過ごせました」と言って頂けるように、ジェイミーのスピリットに日々啓発されています。

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